飲み込もうとした時に
飲み込もうとして初めて、あ、これじゃない、こっちでいいんだって気がつく
それが「異物」なんだってそこではじめて認識できたり
自分が既に手にしているものの多さににハッと我に返ったり
足りないものなんか、ありすぎて
ひとつずつ埋めていたら人生何回あっても足りない
求めようと思えばキリがない
いつかどこかで、「これだ」と思えるものに出会えるはずだって
そんな風に信じて歩いているけれど
本当は「これだ」なんて思えるものはどれだけ歩いたって出会えないのかもしれない
だいたいそんなもの、ないんじゃないか
ないもの目指して歩くなんてバカみたい
それならどうしようか
今の自分が許せるものはなんだろう
今の自分が、未来の自分のためじゃなく、今、「これだ」と思うものはなんだろう
「これじゃない」を「これだ」に自分で変えていくにはどうするのか
もう少し、今ここ、を大切にしていかなきゃいけないのかもしれない